異形の怪物「虚空華(クラゲ)」の出現後、人類の生活は地上から地下へ移る。
生き残った人類は、地下にコロニー(地下集落)を作り、狩人が狩ってきたクラゲの肉と核を利用し生き延びていた。
主人公・此処郎(こころう)は、自分のせいで幼馴染・日日姫(ひびき)を失う。
此処郎は失意の中、高い知能と能力を持つ幻級とうたわれる“緋の虚空華”と遭遇し…。
この出逢いは偶然それとも、天のめぐりあわせか――
常に死と隣り合わせの世紀末の世界で、孤独だった主人公が徐々に周りから信頼を得て、
新たな仲間と共に苦難を乗り越え成長していく姿を描く。
極限の中、人間たちのエゴや本性がさらけ出され、多くの人間模様も。
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